レストランやスーパー等に貼っているABCの意味は?味?値段?

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旅行中の楽しみのひとつは美味しいものを食べること。

本場の味や見たことや食べたことのないものにもトライしてみたくなります。

初めてのロサンゼルス旅行で何を食べようかと探していると、レストランやカフェ、スーパーなど飲食を扱うお店の入り口付近には「A」や「B」,「C」が表示されていて、それがとても気になりました。

ミシュランみたいに美味しいお店ランキング?値段が高いお店?と思いましたが、聞いてみると「食品衛生規準の評価」とのこと。

衛生基準??

ロサンゼルス郡では、レストラン、スーパーマーケット、ベーカリー、バーなどの小売食品施設(retail food facility)に対する評価システムが導入されています。

保健衛生局が衛生面を検査してABCで評価を下します。

そして評価されたお店はそれを必ず掲示しなくてはなりません。

今回は旅行先で安全、安心して食事をするためのABC評価についてのお話です。

衛生度のランク付け「ABC Grading System」という制度

各事業者や事業主はこの評価の付いたカードを店の入り口に掲げて顧客/公衆にはっきりと見える領域に掲載する義務があります。

グレード/スコアカードは、次回の定期検査まで掲載しておかないといけません。

その時点で、検査員は新しいグレード/スコアカードを発行するのです。

ランク付けする理由

目的は外食産業の衛生状況の改善と、それによる食中毒などの予防です。

アメリカでは毎年約数千人が食中毒で入院しそのうちの千人以上は死亡しています。

その人数に値する医療費は相当な金額になり、食中毒予防が国の医療費負担を減らす重要な事だからです。

ポイント制による査定

ロサンゼルス郡の定める食品衛生規準を遵守しているかどうかを検査は、100ポイントから差し引かれます。

70%未満のスコアを受け取った施設には、成績カードが発行されます。

スコアカードには、受け取った実際のスコアが表示されます。

90〜100ポイント A 一般に、食品取扱いの実践および全体の食品施設のメンテナンスにおいて優れている。
80〜89ポイント B 一般に、食品取扱いの実践および全体的な食品施設のメンテナンスが良好である。
70〜79ポイント C 一般的に、食品取扱いの実践および全体的な一般的な食品施設の維持において容認される。
0〜69ポイント スコア 食品取扱いの慣行および全体的な一般的な食品施設のメンテナンスに乏しい。

重大な違反行為を行っているすべての食品施設は、検査報告書で受け取ったスコアにかかわらず、閉鎖される可能性があります。

12ヶ月の期間内に2回の割合で70%未満のスコアをつけた食品施設は、閉鎖され、さらに訴訟に発展することも。

閉鎖された後に、閉鎖標識の通知が検査官によってサインは玄関ドアに掲示され、閉鎖の理由が明記されます。

標識は、施設が検査官によって再開されるまで掲示されたままでなければなりません。

チェックポイント

小売食品施設すべてが審査対象になり、年に1度検査員が来て、主に厨房をチェックします。

チェック事項は非常に細かく、調理器具の保管の仕方から、水まわりの衛生、食材の保存状態はもちろんのこと調理用品の消毒や規定のものを使用しているか、トイレはきれいに保ってあるかなど、さまざまなことがチェックされます。

そして、この検査は、抜き打ちで行われるため普段から清潔に保っておかないとマイナスポイントが増えてランクに影響するのです。

減点数が高い(4~10ポイントマイナス)

•従業員の健康状態、衛生管理、実務
•従業員クローゼットや、トイレなどの衛生面
•食中毒などの危険が高い食品(肉、卵など) の温度条件や保管方法
•適切な方法で手洗いを行っているか
•調理用品や調理台は適切な方法で洗浄、消毒、乾燥されているか
•害虫・害獣のコントロール
•化学製品や薬品などの保管方法
•有効な食品管理者証明書があるか
•汚水は公共の下水道、または認可された施設に流されているか
など

減点数が低め(1~3ポイントマイナス)

•食品保管、置き場所など
•備品、什器、リネンの清潔さ
•野菜、果物は提供される前に洗浄されている
•換気や照明器具
•トイレの設備と衛生管理
•施設の清掃とメンテナンス
•使い捨て用の物品は再利用されていない。
など

必ず「A」しか選らばないといけないわけではない

検査結果はあくまで目安であり、「B」、「C」グレイドの店が必ずしも危険とは限りません。

食品衛生はきちんと管理さえていても。トイレが男女別々になっていない、備品が足りなかった場合のマイナスもあります。

また、食中毒のリスクが一番高い問題が発見されても、他に問題が無ければ6点のみの減点となり、グレード表示はAとなってしまいます。

なので、Aの表示だからといって必ずしも安心はできませんが、検査結果を顧客が要求すれば、店はそれを提示する義務があります。

気になる人はお店に聞いてみることができます。

まとめ

知ってしまうとやはり気になり「A」を探してしまいますが、危険リスクが高いのに「A」の表示という例も実際にありますから自身で見分けるか店の人に検査結果を見せてもらうしかありません。

私の場合はトイレがキレイに保たれていると少し安心しますし、店内の掃除もきちんとされているかもチェックしています。

気になりだすときりがないですが、旅行中の食中毒は勘弁してもらいたいですよね。

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