GWはロサンゼルスで花見?ジャカランダの紫に街が染まる時
スポンサーリンク
日本には季節の訪れを知らせてくれる花は沢山あります。
春は桜、夏は朝顔やヒマワリ、秋はコスモス、冬は梅や椿ですね。
1年を通じて温暖な気候のロサンゼルスにも初夏の訪れを知らせてくれる花があります。
それは4月の下旬からロサンゼルスで咲き始めるジャカランダという花木です。
明るい紫色でこの花が咲くとロサンゼルスでは季節が夏に変わって行く事を知ります。
特にウエスト地区とりわけビバリーヒルズエリアにはジャカランダ並木がたくさんあり美しい景観を持っています。
西海岸の”サクラ”と呼ばれる”ジャカランダ”
ジャカランダは世界3大花木の1種で最も美しい花木と言われています。
日本ではあまり見慣れないですが、南米(特にブラジル)中央アメリカ、メキシコ、オーストラリアなどでもポピュラーな花木です。
ジャカランダの花言葉は 「名誉」 「栄光」
ラッパ状に花が咲き、この花がファンファーレを吹くトランペットを連想させるので、この花言葉がつけられたと言われています。
ひとつの花房に50~90個ほどつき、満開になれば青紫の花が木を覆い、15メートル程の高さの街路樹を鮮やかな紫の花いっぱいで彩ります。
数十年前に初めて見た時にはこの紫の木の美しさとカリフォルニアの青い空とのコントラストが素敵で感動しました。
その年の気候により変動しますが、早くて4月の下旬から咲き始めて5月~6月にかけてがピークです。
ゴールデンウィークにロサンゼルスに行かれる方はジャカランダのお花見が楽しめるかもしれません。
花見といっても鑑賞するだけで、間違ってもジャカランダの木の下で酒盛りなんていう行為はしないでくださいね。
ロサンゼルスでは、 パブリックスペース(公共の場)での飲酒が禁じられています。
歩きながらの飲酒はもちろんのこと、自宅のドアの前でも、通りがすぐ目の前にあれば法律違反となります。
ロサンゼルスの市花
スポンサーリンク
街を紫色に染めるほどの存在感があるジャカランダはロサンゼルスの市花ではありません。
ロサンゼルスの市花はストレリチア・レギネという花で「Bird of paradise(天国の鳥)」とも呼ばれています。
日本では極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)と名前の方が有名かもしれません。
黄色い花が極楽鳥のトサカのように見えますね。
日本ではちょとオシャレなお花屋さんでしか見かけないこの花は、ロサンゼルスの至る所に極彩色の綺麗な花を咲かせています。
ストレリチア・レギネの根は丈夫で乾燥に強いのでロサンゼルスの地質がぴったりあうのでしょうね。
まとめ
ジャカランダの花が散る頃、ロサンゼルスは本格的なサマーシーズンをむかえます。
夏の日差しは刺すような強さがありますが、日本のように湿度が高くないので、比較的過ごしやすいかもしれません。
一年間を通して安定した過ごしやすいロサンゼルスはどの時期にいっても楽しむことができます。
でも、青い空の下、紫に染まるロサンゼルスを楽しめるのは4月下旬から6月まで。
GW明けから6月の初旬までは飛行機のチケットがちょうど安くなる時期です!
この時期にロサンゼルスに旅行される方は非常にラッキーですね♪
スポンサーリンク