シェアの時代!アメリカで広がる乗り捨て自由の新サービスとは?
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西海岸発、アメリカで広がり始めている乗り物があります。
シェアライドといえばUber/Lyftを想像しますが、車ではなく”電動スクーター”です。
スクーターといっても、バイクではなく日本では”キックボード”と呼ばれている地面を蹴って進むハンドル付きの乗り物です。
車社会のアメリカの都市部では、車に代わる移動手段として注目されていて、環境にもやさしいのが人気の理由の一つでもあります。
今回は新シェアライドサービスについてのお話です。
電動スクーター・シェア「Bird(バード)」
ロサンゼルスで事業を展開するのはBird(バード)という会社です。
設立したのは、Uber(ウーバー)とLyft(リフト)で重役を務めた経歴の持ち主。
GPSを使って乗り物の位置を確認し利用者を結びつけるところに名残が見えます。
電動スクーター・シェアとは、専用スマホアプリで最寄りのスクーターをGPS機能を使って見つけたら、アプリを通じて開錠し利用後は乗り捨てる方式です。
利用料金は時間や距離で課金され、事前にアプリに登録したクレジットカードから決済されるという仕組み。
基本料金は1回1ドル、1分ごとに15セントが加算されます。
最高速度は時速24キロと、普通の自転車を上回るスピードを出すことができますので通勤や、ちょっとそこまでのお出かけなどに利用されています。
利用条件
守ってない方も多いらしいですが、仮に事故があってもBirdをはじめとするスクーターシェアリング会社は一切の責任を負わないので決められた規則は守らないと訴訟の国アメリカではえらい目にあうかも知れません。
ヘルメット着用
ちょっと乗るだけ、髪の毛が乱れる、人の被ったものは嫌など様々な理由で着用しないのはNGです!
事故は突然やってきます!
結構なスピードを出して走って来る人と衝突したら大変です。
ノーヘルは違反ですので、必ず着用しなければいけません。
18歳以上
年齢制限も守りましょう!
運転免許
アメリカの免許証が必須になります、日本の免許や国際免許だとダメなのです。
アメリカ在住の人の免許証を借りてなんてことは絶対に止めてくださいね。
2人乗りは禁止
自転車と同じく2人乗りは危険行為なので禁止です!
所有からシェアへ
車や家など高額なものを借金をして1つだけ買うというより、一括で買えないものを数十年返済の借金を背負ってまで買わない時代になってきています。
経済的な負担を減らすには、個人が所有することよりも、その時々に必要な分だけを借りることなのだそうです。
新しい世代の考え方なのですね…
「Uber/Lyft」と「Bird」の使い分け
Uber/Lyftはもう当たり前になってきていますが、NYでは車が多くなって渋滞問題も生じているそうです。
そういう場合はライドシェアの使い分けをします。
中距離や買物
ちょっと距離があったり荷物が多くなった時にはUber/Lyftのような車での移動が便利です。
短距離やアクティビティとして
従来のアメリカはちょっとそこまで行くにも車で移動していましたが、電動スクーターの登場で近場や散歩などには多くの市民が利用しています。
まとめ
電動スクーターは年齢関係なく人気だそうですが、旅行者に貸し出しはありません。
便利なシェアライドでも様々な問題も有り事故も多いと聞きます。
歩道を走るのは禁止ですが、走っていたり乗り捨てのスクーターにひっかかったり様々な問題もあります。
ロサンゼルスに行かれた際にはくれぐれもお気をつけ下さいね。