トレジョー 「人種差別的なブランドとパッケージ」 変更へ

  当ページのリンクには広告が含まれています。

スポンサーリンク

人気スーパーのトレーダージョーズのPBブランドである

「Trader Ming’s」や「Trader Jose’s」などのブランドとパッケージを

人種差別主義であるということで1,500件以上のオンライン請願書により

店舗からこれらを取り除くことを要求されました。

トレーダージョーズでの変更を要求する請願は、ミネアポリスの警察拘留におけるジョージフロイドさんの死をめぐる全国的な抗議行動により、いくつかの企業がブランドの変更を発表するきっかけとなった後に行われたそうです。

トレジョーのブランド名リスト

Trader Joe’s – 通常の製品
Baker Josef’s – 焼き菓子
Trader Ming’s – 中華料理
Trader Giotto’s – イタリア料理
Trader Joe-San – 日本料理
Pilgrim Joe’s – 収穫/秋/感謝祭
Trader Jacques’ – フランス料理
Trader Darwin’s – サプリメント
Trader Jose’s – メキシコ
Arabian Joe – 中東料理

 

問題になっているブランドは人種的な固定観念を永続させるステレオタイプに基づいているからだそうです。

ステレオタイプとは、多くの人に浸透している固定観念や思い込みのこと。例えば国籍・宗教・性別など、特定の属性を持つ人に対して付与される単純化されたイメージがそれに該当する。アメリカの著作家・政治評論家であるウォルター・リップマンによって提唱された概念。

人種をめぐる複雑な意識というアメリカが抱えてきた長年の問題は世界的に人種差別をめぐる議論をされ、トレジョーだけでなく多数の企業がブランドなどの変更を検討しているそうです。

これらのブランド名は時間をかけて「Trader Joe’s 」に統一されるとのこと。

遊び心からつけたブランドネーミングが逆効果になってしまったのですね。

わかりやすいなぐらいにしか感じていませんでしたが

このパッケージは記念に置いておこうかしら…

日本料理の商品を「トレーダージョーさん」と「さん」づけしてくれてると感じるのか人種差別的と感じるのかはそれぞれの環境によっても変わるのですね。

請願したのは17歳の少女

少女はサンフランシスコベイエリアの高校3年生です。

しっかりしてますね〜

彼女は「*Change.org」という自らが主張する事柄に対して自由にキャンペーンを立て、ページで署名を募ることができるオンラインサイトで5000人を目標に署名を集めています。
*デラウェア州にて登記されている Change.org, Inc. が運営する営利法人です。

2020年7月21日AM8:00現在では3000人を超えており今もどんどんと増え続けています。

この記事を書き終える頃には達成しているかも知れません。

まだまだ増える傾向

「美白」などの言葉には人種の偏見が含まれているらしく

ジョンソン&ジョンソンとロレアル「美白」製品の言い回しと生産を再検討しています。

米ウォルト・ディズニーは、黒人に対する人種差別があるとして抗議を受けていたアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」のテーマを「プリンセスと魔法のキス」に変更すると発表しましたね。

乗り物名だけでなく昔の映画にも問題があるとも言われています。

まとめ

アメリカはジョージフロイドさんの事件以降、人種差別に非常にセンシティブになっているようです。

言葉の使い方ひとつ間違えるだけで大問題に発展しかねない状況でなんだかピリピリしたものを感じてしまいますね。

今まで時に何も思っていなかったこともこれからは考えていかないといけないのだと考えさせられるニュースでした。

コロナ感染が落ち着きまたアメリカに行くことができるようになる頃には、

沢山のブランド名が変更されているかも知れません。

世の中の空気を読んで気をつけなければと思います。

 

スポンサーリンク

コメントは受け付けていません。