クリスマスをアメリカで過ごす際に知っておきたい習慣の違い

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ハロウィンが終わると、次のイベントはクリスマスです!

街中がクリスマス一色に染まっている季節に、アメリカ旅行へ行かれる方もいらっしゃるのでは?

本場のアメリカのクリスマスってどのようなものなのかワクワクしますね。

ということで今回は、この時期にアメリカに行く方には是非知っておいて頂きたいアメリカのクリスマスをまとめてみました。

アメリカのクリスマス

Photo by Guilherme Stecanella on Unsplash

11月の第4木曜日にサンクスギビングと呼ばれる感謝祭が終わると、生のもみの木が販売され始め、街中は一気にクリスマスの装飾になり賑わい始めます。

家族と過ごす

日本のクリスマスは恋人同士のようなカップルで過ごすイメージですが、アメリカのクリスマスは親戚、家族が揃って一緒に過ごします。

実家に帰るや旅行に行くなど過ごし方は様々ですが、家族での時間を楽しみます。

クリスマス休暇が長い

普段なかなか帰ることができない家族の家に帰る為に、有給を使って長く休みをとります。

だいたいが、24日から1週間以上休むことが多いとか。

学校などは、だいたい2週間くらいの休みがありますから家族や親戚達とゆっくり過ごすことができるのです。

クリスマスに食べる物

メインディッシュはローストビーフやハム、七面鳥を食べることが多く、オーブンで塊をじっくり時間をかけて焼きそれぞれの家庭直伝ソースをかけて食べるというのが主流です。

付け合わせにジャガイモを使用した料理やニンジン、インゲンのソテー等も添えられます。

これらを取り分けられる大皿に盛り付けてテーブルにドーンと置いて皆で分け合いながらいただくのです。

そして、アメリカでは日本のようにサンタやトナカイがデコレーションされたケーキを準備することはほとんどありません。

デザートとして多く振舞われるのはパイやクッキーが多いのではないでしょうか。

定休日に注意

街がにぎやかなのはクリスマスイブにあたる24日の夕方までです!

ほとんどの店舗が24日は営業時間を短縮して早めに閉店します。

クリスマス当日の25日は、アメリカ全体で約8割程度の企業が休業すると言われていて、店舗やレストランも休みのところが多いため、旅行中のスケジュールには気をつけないといけません。

ロサンゼルスのような観光客が多い都市でもこの日は休む所が多く、事前に開いているかを「Open table」などでチェックしてみてはいかがでしょうか。

日本語で検索&予約ができます。

Open Table

宗教の違いなどでクリスマスを祝わない人達が経営するお店は25日も通常通り営業しますから、少ないですが開いているお店もあるのです。

クリスマスプレゼント

Photo by Thought Catalog on Unsplash

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クリスマスの楽しみはプレゼントですね。

キレイに包装されたプレゼントは、11月の第4木曜日の感謝祭の次の日に「ブラックフライデー」と呼ばれる大型セールの日に購入しておくことも多く、この日を境にプレゼントの準備を始めるのです。

ラッピングギフトの他にも、どこかにぶら下げておく靴下も家族分用意して、小さめのプレゼント(お菓子や石鹸など)を入れたりします。

クリスマスツリーの下に並べる

アメリカのクリスマスプレゼントはクリスマスツリーの下に並べています。

そしてそのツリーの側にはツリーの側に、プレゼントを届けにきたサンタクロースのために、ミルクとクッキーを置いておきます。

行った先々で、ミルクとクッキーをふるまわれるサンタクロースは、太っていくのが悩みという説があります。笑

小さな子供がいる家庭では両親がクッキーを少しかじり、ミルクも半分くらい飲んでおき、本当にサンタクロースがプレゼントを持って来てくれたように演出するそうです。

プレゼントには誰から誰に贈られたのかわかるようにされていて、25日の朝にみんなで順番に開けるのが定番です。

開ける時は豪快にビリビリっと破いて開けるのもアメリカ式。

さらに、渡されるクリスマスプレゼントは1つではありません

サンタクロースから、親から、親戚から、そしてパーティに招かれた友人から等、複数もらえたりします。

気になるプレゼントの中身は事前に欲しい物をリクエストしている場合が多く、価格も高価なものではありません。

プレゼントは返品できる

アメリカではクリスマスや誕生日などにプレゼントをするとき、ギフトレシートを添えて贈る習慣があります。

お店に贈り物であることを伝えれば、値段が記入されていない通常の領収書とは違うものがもらえるのです。

これはプレゼントを受け取った時に気にいらなければ返品できるというアメリカの常識。

ギフトレシートには店名や返品条件、バーコードなどが記載されていますが、ギフトレシートがなくても自由に返品できるお店もあります。

商品とギフトレシートをお店に持って行くと、ほとんどのお店では現金での返金ではなく、ストアクレジットというそのお店でしか使えないプリペイドカードのようなものやギフトカードで対応をしてくれます。

日本人からすると、気に入らないという理由だけで返品してしまうのには信じられないと思いますが、クリスマス後の2~3か月間は、多くの商品が返品されるらしいです。

その返品された商品がセール品として再度販売されているので、物によりますが激安セール品はよくチェックして買うようにしたほうが良さそうです。

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クリスマス限定商品が買える

この時期に旅行に行くと店先にはクリスマス限定商品が並んでいます。

日本にはあまり見かけない色使いやデザインは見ているだけでも楽しくなります。

クリスマスギフトは日本円で5~6千円のものを渡すというのが平均ですので、売っている商品も買いやすいお値段です。

スーパーのお菓子のパッケージもクリスマスのバージョンがあり、お土産にも自分用にも、この時期にしか店頭に並ばない商品がお手頃価格で買えるのはとても魅力的です。

まとめ

昔も今も日本のクリスマスは特別な日として高価な物をプレゼントしたりしますが、海外ではあまり高価ではないものをプレゼントします。

クリスマスの翌日にデパートに長蛇の列になるらしいです。

今まで26日にデパートに行ったことがないからどのくらいの返品の行列かはわからないのですが、頂いたプレゼントを返品するのは相当失礼にあたるのではと日本人的に思ってしまいます。

しかし、アメリカ人の考え方としては「本当に欲しいものを受け取って欲しい」という合理主義的考えらしく、返品しても全く気にならないそうです。

確かに、好みに合わない物をいただいてもどうしていいかわからい時があります。

ましてそれが身に着けるものであれば、とても困りますからそういう時に返品できると便利ですね。

皆さんは、いかがですか?

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