【ロサンゼルス空港】タクシーやライドサービスの乗り入れ禁止に!

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2019年10月29日の午前3:00から、

これまでターミナルの前に乗り場を設けていた

ウーバーやリフトなどのライドシェアサービスや

タクシーが空港での乗降レーンへの乗り入れが禁止になりました。

 

今後LAXに到着してタクシーやライドサービスを必要とする場合は、

ターミナル前からシャトルバスに乗って

指定されたLAX-itと呼ばれるパーキングまで移動して

そこからライドシェアやタクシーなどを利用することになります。

なぜ乗り入れ禁止になるのか?

ロサンゼルス国際空港は大都市にしては珍しく、

市街地の中に位置しているためにが困難で、

増え続ける乗客に対応しきれていません。

ロサンゼルスは2028年の五輪開催地でもあるため、

世界から人々が集まる玄関口である空港整備は

緊急な対策が必要なのです。

U字型魔のモーターループが一番の原因

一般的にLAXとして知られるロサンゼルス国際空港は、

世界で4番目に乗客数の多い空港ですが

80年の歴史を持つ Fodor’s Travel airport guideでは

最悪の空港といわれていてワーストワンに輝いています。

 

一番の理由は、馬の蹄のようなU字型に設計されていて、

各社のターミナルが1から7まで配置され、その内側に車道があり

中央が駐車場という構造です。

車道には一般の送迎車両だけでなく、ライドシェアやタクシーの他に

レンタカーやホテルのシャトルバス

長距離バスでいつも大混雑しています。

 

空港の郊外からほとんどのターミナルまでの

短距離を移動するのに30分かかります。

ピーク時にはこのU字型の道を一周するのに

一時間近くかかることも珍しくはありません。

ライドシェアカーを利用する人が増加

過去にバスやシャトルを利用していた人が、

リーズナブルな価格のライドシェアを利用するため

毎日25,000台を超えるライドシェアカーが空港に出入りします。

 

これは1時間あたり平均1,000台、つまり1分あたり約17台です。

その為、LAXでの渋滞はひどくなりUberやLyftが到着するまでに

30分以上の待つこともしばしばあるそうで、

最近ではトラブルも増えてきていると聞きます。

大規模な建設

140億ドルを費やしてLAXは2023年までに大きく変わる予定です。

その建設のためにさらなる混雑を引き起こしています。

The People Mover

2023年に開通予定の無人の電動電車です。

ピープルムーバーは、LAXターミナルをメトロのCrenshaw / LAXラインと、

レンタカー施設を結ぶ無料定期シャトルになります。

 

このシステムは1時間ごとに10,000人の乗客を収容し、

2分ごとに駅に路面電車が停車することになっています。

最長乗車時間は、10分しかかからず

年間最大3,000万人の旅行者を運ぶことが可能です。

The Rail Connection

LAメトロは、ロサンゼルス国際空港(LAX)を地域の交通システムに接続する

新しいトランジットステーションを計画しています.

2023年までにMetro Crenshaw / LAXラインが

開通すれば、ピープルムーバーと接続します。

 

これだけの大規模な工事だと常にどこかが

封鎖されていても仕方がありません。

どこでピックアップ(お迎え)してくれるの?

出典:Photo by Benjamin Gottlieb@https://www.kcrw.com

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2019年10月現在では乗り入れ禁止はピックアップのみ。

ピックアップ専用の「LAX-it」まで移動しなければいけません。

※ドロップオフ(送り)の場合は今まで通りCurbside (縁石側)まで入ることができます。

ターミナル1の東側に開設する「LAX-it」

2019年10月29日以降にLAXに到着し

ライドシェアカーやタクシーを利用する場合は

無料専用シャトルか徒歩「LAX-it」まで移動しなくてはいけません!

※シャトルバスは全てのターミナルには止まりませんので確認が必要です!

LAX-itは、ターミナル1のすぐ東にあるワールドウェイとスカイウェイの角にあります。

 

ターミナル1と7が最も近く、徒歩3〜8分です。

最も遠いターミナルであるT4とT5は、徒歩で約19分です。

※あくまでもLAXが発表している参考時間で、私だったら30分はかかると思います。

 

Wi-Fi付きの無料専用シャトルの乗り場は、手荷物受取所の外にあり

LAX-itと書かれている場所に3〜5分ごとに到着します。

LAX-itエリアに向かうまで別のターミナルで最大2回停車し、

乗車時間は8〜15分。

 

LAX-itにはトイレ、フードトラック、携帯電話の充電ステーション、

座席エリア、傘付きのテーブルがあります。

探している乗り物のピックアップエリアの標識に従ってくださいね。

 

この新システムは2023年に電車が開通するまで続くそうです。

まとめ

LAXは昔から混雑しているイメージしかありませんが

ライドシェアが利用されるようになってからは

どんどんひどくなっていましたから何らかの改善は必要です。

 

新システムで本当に改善されたらいいですが

もっとひどくなるのではないかという意見もあります。

少しでもあの混雑がなくなることを願います☆

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