繁忙期の旅行!日本の出入国手続は「自動化ゲート」がお勧め

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夏休みや年末年始そしてGW等の繁忙期の旅行は

各空港の出入国審査場が大変混雑し、

長い列にイライラしがちです。

 

こうした審査場の混雑を緩和するため

日本の空港の出入国審査場にも自動化ゲート

導入されているのをご存じでしょうか。

 

自動化ゲートは、パスポートと指紋の照合により、

自動的に出入国審査を行うことができるシステムです。

 

こんな便利なシステムなのにあまり知られてないのは

もったいない!

 

ということで今回は

自動化ゲートの利用法についてご説明します。

自動化ゲートとは

Photo by Anete Lūsiņa on Unsplash

自動化ゲートとは出入国審査を自動で行うための手続です。

シーズンにもよりますが、出入国審査場の混雑時は

かなりの行列になり時間がかかることもありますよね。

窓口で1人ずつ確認をするので仕方がありませんが

免税品等の買い物をする時間まで無くなるのは悲しいです。

 

しかし、自動化ゲートを利用すると列に並ぶことなく

スムーズに通過して時間も有効に使えます。

 

自動化ゲートを利用するには利用者登録が必要ですが

登録手続きはフライト当日にでき、申請から通常約5分程度で完了します。

(遅くても15分)

自動化ゲートの利用や利用者登録には手数料はかかりません。

 

無料です。

 

登録手続きが完了したら,その日から自動化ゲート利用できるのです。

また利用者登録を行った空港以外の空港の自動化ゲートも利用できます。

 

利用者登録には指紋の登録が必要

指紋を取られてまではちょっと…

と思う方は通常の入国審査を受けてくださいね。

導入されている空港と設置場所

成田空港

※成田空港の第3ターミナルには,自動化ゲートは設置されていません

羽田空港

中部空港

関西空港

登録に必要な物

 旅券(本人のパスポート)

再入国許可証明書や在留カードなど必要な方は要提出です。

自動化ゲート利用希望者登録申請書(日本人用)

再入国許可証明書や在留カードなど必要な方の申請書は再入国者用になります。

申請書の事前入手

自動化ゲート利用希望者登録申請書は事前入手できます。

下記のサイトからダウンロードできます。

自動化ゲート利用希望者登録申請書(日本人用)

自動化ゲート利用希望者登録申請書(再入国者用)

登録の方法

申請書に必要事項を記入します。

営業時間内に受付に行きパスポートと申告書を渡します。

事前入手してなくてもここにありますので
必要項目を記入してください。

 

記入時の住所は現在住んでいる住所を書きます。
旅券番号(パスポート番号)も間違えずに記入してくださいね。

申請書とパスポートを登録場所の担当者に提出します。

※外国人の場合は、再入国許可証明書や在留カードなどの提示が必要です。

両手(人差し指)の指紋を登録します。

次は指紋の登録です。

両手の人差し指をガラスの面に軽く押し付ける感じで
読み取りを行います。

指紋のデータが取れたら、提出したパスポートの最後のページに

登録完了の大きな黒色の長方形スタンプが押され

そのパスポートを受け取って終了です。

登録の受付場所と時間

WEBでの申し込みはできませんので、空港か入国管理局で申請します。

たいていは空港での空き時間にささっと済ませますから

わざわざ入国管理局まで行って登録する人は非常に少ないです。

 

登録する場所は手荷物検査に行くまでにありますので

中に入ってしまわないように気をつけてください。

 

空港の案内所で係りの人に尋ねると場所を教えてもらえます。

設置空港には何か所かありますが受付時間が限られています。

成田・羽田・関空は空港内の場所により時間が違います。

受付時間 8時~16時

受付時間 8時~17時

受付時間 8時~21時

中部は2か所共時間が違います。

受付時間 8時~21時

受付時間 9時~16時

東京・名古屋・大阪の入国管理局

受付時間 9時~16時

(土・日・祝日,12月29日~1月3日を除く)

留意事項

以下の場合は利用できない場合があります。

  • 自動化ゲート利用時に指紋の提供又は一人で機械の操作ができない。
  • 12歳ぐらいまでは、指紋が十分に安定しておらず,指紋の登録ができない場合がある。(登録ができても,自動化ゲートでの認証ができないことがある)
  • 摩耗や加齢等の指紋の状態により,登録できない場合や,登録していても照合できない。

スタンプ(証印)について

自動化ゲートを利用するとパスポートには

日本の出国スタンプや入国スタンプが押されません。

 

外国の空港で入国する時に、スタンプ提示を求められたら

パスポートの最後のページにある自動化ゲート登録のスタンプを見せれば問題ありません。

 

日本のスタンプが無くても特に問題はありませんが

どうしても自動化ゲートを利用してスタンプ(証印)も欲しい時は

税関検査前までに,各審査場事務室の職員に申し出ると押してもらえます。

 

ただし!税関検査後の申出を受け付けてもらえないのでご注意を!

 

保険のお世話になる時の証明で必要な方は

有人ゲートを利用してスタンプを普通に押してもらうか

自動化ゲートを通過した後に事務局に行くかになります。

 

ただ、搭乗券やeチケットの控えが保険の証明になりますから

これらをなくさないように管理しておくと

特にスタンプにこだわる必要もありません。

まとめ

頻繁に海外に行く人や繁忙期の混雑時には

とても便利なシステムですね。

逆にめったに海外に行かない、閑散期では

登録する手間を考えると、通常通りの有人審査が早く通過できそうです。

その都度の混み具合でどちらかを選ぶようにして

上手く時間を使いたいですね♪

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