忘れると搭乗拒否も!アメリカ国内線もパスポートが義務化!
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アメリカ在住の方々でもセキュリティ要件を満たすIDが発行されていないアメリカの州は、
国内線でもパスポートが必要になりました。
パスポートかアメリカ連邦基準の身分証「REAL ID(運転免許証・ID)」がないと気軽に国内旅行がしづらくなったという話。
え?日本に住んでるから直接関係ないのに、何の話してるの?
って思われた方もいらっしゃると思いますが
関係ないわけでもないのです!
アメリカ滞在中に一つの都市を拠点にしてアメリカ国内を移動する際に
日本と同じ感覚で「国内線だからパスポートは要らない」なんて考えたら搭乗できなくなります。
また、それだけセキュリティが厳しくなると空港も混みますから早めに行動するなどの対策が必要です。
2020年までには他の多くの州も執行される予定ですので、知っておくと今後何かの参考になるかもしれません。
全ては安全対策の強化の為
911の同時多発テロ事件以降、アメリカ人でも身分証明が無いと飛行機には乗れません。
今までは運転免許証の提示でOKだったのが、安全対策強化の目的で成立した「REAL ID法(リアルID法)」
と呼ばれる法律が効力を持つようになってからは、
その法律が定める基準に従ってない州が発行する運転免許証は身分証明として使用できなくなったのです。
2018年1月22日から以下の9つの州の住人は国内線・国際線に関わらず、搭乗には、連邦基準の身分証かパスポートが必要です。
これらの州は運転免許や身分証明などの更新時に、本人の希望がない限り古いphoto(写真)がそのまま使われたりしており、連邦政府が定めた最低限のセキュリティ要件を満たすIDを発行してないためです。
9つの州とは?
- ケンタッキー州(ケンタッキーフライドチキンの創業者“カーネル・サンダース”さんの出身地)
- メイン州(ロブスターの産地)
- ミネソタ州(アメリカの冷蔵庫もしくは冷凍庫といわれるぐらい寒い所)
- ミズーリ州(2002年から2007年までメジャーで活躍していた田口壮選手が所属していたカージナルス球団があります)
- オクラホマ州(1937年6月4日にショッピングカートが初めて登場したのがここ)
- ペンシルベニア州(ペンシルベニア州フィラデルフィアでの独立宣言により、アメリカ合衆国が誕生)
- サウスカロライナ州(ゴルフの聖地らしい)
- ワシントン州(スターバックスの発祥の地シアトルがあるところで、アメリカ合衆国の首都「ワシントンD.C.」とは違います)
これらの州には、連邦基準の身分証「REAL ID(運転免許証・ID)」の申請、更新におよそ3カ月の猶予期間が与えられていますが、
期間内に切り換えが行なわれなかった場合、パスポートが必要になるというわけです。
パスポートを持ってないアメリカ人はけっこう多いので混乱してる人も多いとか。
アメリカ人全体の30%しかパスポートを保有していないのも
アメリカは国が広いので、違う州に行くことが海外に行くのと同じようなことらしく
わざわざ海外旅行に行く必要を感じないアメリカ人が多いから。
たしかにそうかもしれませんね。
日本人に影響するであろう事と対策
ロサンゼルス国際空港は、その他の州の都市に行く場合に経由とすることも多く、
世界で7番目の旅客数があるといわれる最も大きな空港です。
搭乗手続きやセキュリティチェックに時間がかかってしまうと、乗り継ぎがある場合は気が気じゃありません。
ロサンゼルスを経由して他の便に乗り換える為に必要といわれている最低時間は2時間。
例えば、日本からロサンゼルス経由で「ラスベガス」に行く際に、
日本の航空会社や旅行代理店でチケットを購入すると、乗り継ぎ時間にゆとりのある便を用意してくれます。
しかし、個人の手配で旅行される方は自分で時間を調整しないといけません。
ロサンゼルスはいつも混んでますし、飛行機が遅れるというハプニングが生じる時もあるかもしれません。
2時間といわずにもう少し時間のゆとりを持って手配しておくと焦ることなくスムーズに行動できます。
まとめ
これから行こうとしている国の事や状況を知っておくと何かと役立つこともあると思います。
待たされてイライラしたり、心配でドキドキすることがなるべくないように情報収集しておくと旅の楽しさも増加するのではないでしょうか♪
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