スタバも!?【アメリカ】プラスチック製ストロー禁止の動き

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アメリカが何か新しい動きをすると

日本も必ず後に続きますね。

 

禁煙やグルテンフリーは日本での動きも

活発になってきています。

 

そして次に禁止になるのは

プラスチック製ストローです。

 

アメリカでは、毎日約5億本のストローが

消費されているそうで、そのほとんどが

リサイクルされていないという現実。

 

冷たい飲み物を飲む時には

当たり前のように使用しているストローが

なぜ禁止されるのか

そしてこの動きが世界に広まりつつある

今をお伝えしようと思います。

禁止になる理由

Photo by Sagar Chaudhray on Unsplash

本来は、プラスチックそのものが問題視されています。

 

プラスチックは、自然分解がされないのに

ごみ処理場に埋め立てられる事が多く、

海のゴミとして溜まったりするなど

プラスチック汚染による環境破壊

深刻になっているからです。

 

数年前にレジのビニール袋の使用が禁止、制限

または課税になっているアメリカですが

さすがに、プラスチック製品全てを禁止する

ということは難しく、不可能なことでも

小さいストローだと多くの人にとっては

気軽に始めやすいのではないかと考えて、

まずはストローという身近にある

小さなことから始めていき、徐々に

大きなプロジェクトに繋げていく狙い

があるのです。

プラスチック汚染とは?

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Photo by Dustan Woodhouse on Unsplash

人口が多い場所や廃棄物の管理が

きちんできていない場所からのゴミが

漏れ出し、海洋プラスチックとして

海に溜まっていくのです。

 

これらのごみは、海の生き物にからまったり、

それを食べ続けることで、命を奪ったり、

我々の食料供給に影響を及ぼすほど

体内に蓄積されています。

生態系への影響

海岸や海中で、紫外線や風、波の力により

大きな破片がだんだん小さくなって

5ミリ以下のマイクロプラスチックになります

この小さなプラスチックを動物プランクトンが飲みこみ

それを魚や貝が食べそして鳥たちがそれを食べて

お腹にためていきます。

 

そして、それを人間が食べているのです。

 

実際にマイクロプラスチックが確認されています。

人間の体にたまるのは年間で5~60個らしく

何個食べれば人体に影響がでるかはまだわからないそうです。

が!

餌と間違ってビニール袋を食べた海鳥が

胃のスペースをプラスチックに占められて

およそ100万羽の海鳥が餓死している

可能性があるというのはわかっています。

 

怖い事ですね…

スタートはいつ?

Photo by Ganapathy Kumar on Unsplash

世界はもう既に動き始めています

今、注目されているのは

スターバックス発祥の地シアトルです!

 

2018年7月1日にレストランでの

プラスチック製ストローやフォーク、スプーンなどの

提供が禁止になります。

 

シアトルはすでに何百万もの

プラスチックストローの削減に成功しているそうで

シアトルに100店舗以上あるスターバックス

この規制に従い7月からプラスチックス製ストローは

廃止するそうですが、世界各国にあるスターバックスは

どうするのか注目が集まっています。

プラスチック製ストローの代わりは?

Photo by Echo Grid on Unsplash

ストローを使用しないと飲めない場合もあり

全くストローを廃止するのではなく

代用する動きも多く出てきています。

紙製ストロー

ここ数年で,紙製ストローの耐久性はすさまじく進化しており

海中でも生分解可能なAardvark社製の紙製ストローが注目されています。

この会社が作る紙ストローは,

1日中ドリンクの中に入れても漏れないそうです。

 

そういえば、

イギリスのマクドナルドは、店舗で試験的に

紙のストローを使用すると発表したそうですね。

竹ストロー

竹ストローはリサイクルができます。

使用後、お湯につけてすすぎぐと

何度でも使用ができます

竹には殺菌効果も優れていますから

お箸の間隔で使用するといいですね。

食べられるストロー

「LOLISTRAW」という海藻をベースにして作られた

食べられるストローです。

液体の中では最大24時間、形状が保たれるそうで

賞味期限は2年以内でただいま

特許申請中なのだそうです。

蓋の変更

ストローを使用しなくても飲める蓋です。

暖かい飲み物と同じように考えると

一番自然でコストも一番かからないように思いますが

冷たい飲み物には氷が入ってるので

新たな形が導入されそうです。

まとめ

世界でも続々と禁止を実施している国が

増えてきていますね。

 

イギリスは2042年末までにプラスチックごみを

可能な限り削減する方針を発表しています。

まあ、イギリスはプラスチックのゴミの

およそ半分を20年間も中国へ輸出していて

中国がそれを再生資源として活用してたのを

中国が輸入を止めたので自国でなんとか

しなくてはというのもあるからだと思います。

 

日本も他人事ではないくらいプラスチックの

利用量は高く深刻な問題を抱えているのが

現状なのですが、こういう大事な話を

テレビでなぜ流さないのかが不思議でなりません。

 

大人の事情というやつですか?

 

欧米でヴィーガンやベジタリアンが増えたのも

海洋プラスチックで海が汚染されていることに

繋がっているのではないかと考えてしまいます。

 

小さなことかも知れませんが

プラスチック製のストローを使わないように

Straw Free

はやってみようかなと思います。

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