上手に解消!時差ボケ対策を「する」と「しない」では大違い

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海外旅行で8割以上の人に起こるといわれる時差ボケ。

通常時差ぼけは1週間程度で自然に解消されるものですが

日本からロサンゼルス旅行の平均滞在日数は4日間程。

「時差ぼけが解消されるかなぁ」という頃に帰国することになり

再び時差ボケに苦しむことになるのです。

 

特に辛いのは現地に到着した日帰国した翌日です。

旅行中も帰国後も快調に過ごす為には、まず時差ボケを理解すること

そして予防と解消法を知っておく必要があります。

 

そんな海外旅行の大敵「時差ボケ」についてまとめてみました。

時差ボケの原因

Photo by Jordan Sanchez on Unsplash

ロサンゼルスと日本との時差は16時間、冬場は17時間です。

私達のカラダの中には24時間周期で時を刻む時計が備わっていて、

10時間のフライトの間で16時間以上の時差という状況の変化

体内時計がついていけなくなり、コントロールしている体温やホルモン分泌、

睡眠など、体内のさまざまな反応がバラバラになってしまうのです。

急激な時差に体が対応しきれず、体内時計と実際の時刻に大きなズレが生じます。

この大きなズレが体調に変化を引き起こす原因となるのです。

時差ボケの症状

不眠・眠気

よくあるのが、せっかくの観光やショーの時に眠たくなること。

特に現地に到着した一日目が辛いのです。

滞在日数が少ないとめいっぱい予定を入れてしまいますから

眠たくても我慢して行くことになります。

高いお金を払って来ているのにウトウトしてしまうともったいないです!

また。夜眠れなくなるのも翌日の昼間に睡魔が襲ってきて辛いです。

頭痛、めまい、目の疲れ

機内での睡眠不足や乾燥も原因のひとつには入っていると思います。

目の疲れは映画や本などを機内でみ続けていたというのもあるあるです。

頭痛薬を飲んだり、目薬である程度は改善されますが

めまいは気をつけないと危ないです。

特にレンタカーを借りて運転する場合は注意が必要です。

食欲不振、吐き気、疲労感

食事の時に食べられないのは辛いですよね。

また、食事を摂らないと体力も低下してしまいます。

せっかく楽しみにしていたレストランも予定も台無しになります。

消化器の不調、心身の不調

こうなると旅行に来た事を後悔してしまいます。

同行者にも気を使わないといけなくなると、ますます悪化しそうです。

1人旅の場合はホテルから出られなくなり旅が終わってしまいます。

そんな残念な事にならない為にも

できる限りの予防をしてみましょう。

時差ボケの予防と対策

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Photo by Suhyeon Choi on Unsplash

時間を現地時間にあわす

時差ボケ対策は体内時計を現地時間に合わせることです。

飛行機に乗った直後に時計を目的地の時間に合わせて下さい。

そうすることで、これから待っている新しい時間のリズムへの

精神的な準備を整えるのです。

私もロサンゼルスに向かう当日から現地時間を

意識するように行動をします。

 

搭乗できる時間は日本は夕方でロサンゼルスは夜中になります。

すぐに寝たいところですが、食事が終わるまでは機内も落ち着かないので

その間は映画などを観て過ごし、食後に明かりが暗くなると

少しでも眠るようにしています。

前日から食事のコントロール

次に、食事の時間をコントロールをします。

体内時計は食事と密接な関係があり、食事を摂ると血糖値は上がります。

この血糖値の上昇を体が感じて、体内時計が調整されるのです。

普段3食を食べている人は、1日3回ほぼ決まった時間に食事を摂るので

血糖値もほぼ決まった時間に上昇します。

 

機内食が運ばれてきたとき、現地時刻を見ていつもの食事の時間帯であれば、

お腹が空いてなくても少しだけでも口にします。

 

逆に現地時間の深夜のような時間帯にはあまり食べないほうがいいかもしれません。

現地時間のタイミングで3食摂るということが体内時計を調整する

最も簡単な方法だからです。

 

私は関空からのフライトでロサンゼルスに行く時には

離陸後1時間~2時間に運ばれてくる食事はほとんど食べないようにしています。

この時間は日本時間の夕食でも現地は真夜中の時間です。

搭乗前に早めの夕食を済ましてから機内に入るようにしているのです。

 

ただし、5~6時間後にリフレッシュメントで配られる軽食は

現地時間の早朝になります。

眠れず起きているとお腹が空くので、起きていたらいただいています。

 

そして到着2時間前の朝食はサラダ、フルーツ、ヨーグルト等が

あればそれだけ食べるようにして、機内では胃を軽くしておきます。

 

こうしておくと現地に到着してもいつも通りに

美味しく食事を摂ることができています。

 

しかし!

水分補給は怠りません!

お水はたっぷり飲みます。

いえ、飲まないとダメです!

お水はしっかりと飲むようにしてくださいね。

日本の時間を気にしない

日本だと今何時とか、気にすると体内時計は日本のままになり、

逆効果の自己暗示にかかってしまいます。

こんな暗示にかかってしまうと現地時間に調整されません。

体内時計を調整する為には、潜在意識から日本時間を取り除いて

現地時間を意識して行動するようにして下さいね。

時差ボケの解消方法

Photo by Pablo Heimplatz on Unsplash

適度に体を動かす

手っ取り早く自律神経を整える方法としては

軽い運動やストレッチがあります。

機内でも座りっぱなしではなく、歩いたりストレッチするなど

意識して体を動かすようにしてください。

 

現地に着いたら観光やショッピングで沢山歩くこともとても効果があります。

太陽の光をしっかりと浴びる

太陽光は、体内時計を現地の生活リズムになるよう

調整する働きがあると言われています。

到着地の太陽光を浴びることにより、体内時計が修正されることを

意識して過ごしてみてください。

 

到着したらできるだけ長時間屋外で過ごし

体が新しい環境に早く対応するようにします。

太陽光はメラトニンというホルモンの生成を促し疲労を感じさせ、

体内の器官を睡眠モードに切り替えてくれますから

夜もぐっすり眠れるようになるのです。

昼寝は我慢

長いフライトを経てやっとホテルに到着しても昼寝は禁物です。

昼間に寝てしまうと、体内時計がさらに混乱してしまいますので

少し我慢をして眠気に打ち勝ちましょう。

太陽の光を浴びて歩いたり遊んだりすれば

夜にはぐっすりと眠ることができるはずです。

まとめ

行きの飛行機の中から時差ボケ対策は始まります。

体内時計を調整しておくと現地についてからが楽になるのです。

 

機内食が運ばれてテーブルに置かれるとお腹が空いていなくても

手を伸ばしてしまいますし、最新の映画が上映されていると観たくなります。

 

でも、旅行を満喫するためには我慢も必要です。

 

疲れに行くのではなく、楽しむ為の旅行にするためにも

しっかりと時差ボケの対策はしておきたいですよね。

 

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