IT企業から転職する若者が増加！ロサンゼルスの都市型農業 – ロサンゼルス周辺への日本人旅行者を支持する情報発信局

ニューヨークやロサンゼルスといった大都市で

注目されているのが都市型農業です。

特にロサンゼルスでは若者を中心に

農業に取り組む人々が増えています。

特に高学歴のIT企業で働いていたエリートで

35歳以下が多いとの事。

日本の農家は現在、農業人口が減少していて

若者は夢を抱くことはありません。

国の対策として、各地域で助成金を出したり、

若者の招集を行っているものの、

いまだ形として結びついていないのが現状です。

そんな中、ロサンゼルスでは若者が

農業に転職するなんて！

ちょっと気になったので調べてみました。

若者が都市型農業に興味を持つ理由

Photo by Markus Spiske on Unsplash

食の安全性

ロサンゼルスのスーパーで売られている

食材はほぼ大量生産されたもので、

トラックなどで輸送されてくるものばかりです。

近郊で採れるものは本当にわずかです。

ベジタリアンや、ビーガンも急増する中

「地元で採れる安全な食材を」という

人々が増え、都市型農業に注目が集まっています。

今はGMO(遺伝子組み換え作物)にも

アメリカでは重要視していますので

安全な食材への認識がどんどん

広がっているようです。

高学歴の人に多い

収入が減っても太陽の下で汗を流す

生活を送ることで

人間らしい生き方を求めて転職し、

農業に取り組むだけでなく

食や環境にも意識を高めていくのが

トレンドになりつつあります。

頭がいい人たちは常に先を見て

行動するので、これからの世の中は

自給自足が大きな鍵になるかもしれませんね。

都市型農業の特徴

出典： https://farmscapegardens.com

無農薬の有機栽培

都市型農業の特徴としては

無農薬の有機食材が中心でハーブ類などの

付加価値が高いものが多く、レストランや

オーガニック専門店などと契約を結んで

直接商品を卸しています。

今後は一般のスーパーなどへも販路が

広がって行くのでしょうか。

大量生産型に比べて割高ですが、消費者の需要が

増えていますから、ますます伸びていく

可能性は十分にありそうです。

菜園地

ビルの屋上やゴルフ場を菜園に変える

ケースもあり、小学校の校庭の一部で

菜園を行うことで子供たちへの食に対する

教育を行ったりする団体もあります。

ロサンゼルスのダウンタウンにある

Financial District(ファイナンシャル・ディストリクト)の屋上では

パセリ、バジル、野菜の菜園があり

会員制のジョナサンクラブのレストランでのみ

提供しているそうです。

最近,住宅建設が急増している

ロサンゼルスのダウンタウンでは、

新しいコンドミニアムやマンションに

屋上庭園を増やしていくとの事。

日本でもベランダ菜園ができるくらいですから

作るものを選べばビルの屋上でも

まったく問題なく栽培できますね。

ジョナサンクラブとは

先にご紹介した文の中で

ジョナサンクラブって？

と思われた方のために簡単なご説明をします。

1924年にできた社交クラブです。

ロサンゼルスに2か所あるうちの一つが

Financial District(ファイナンシャル・ディストリクト)にあります。

余談ですが、安室奈美恵さんの

「Contrail」という曲の

PVにもビルが映っています。

1895年に創立されたクラブでは、高級ダイニング、

陸上競技施設、スパサービス、社交イベント等

を会員や招かれたゲストが使用できるのです。

社交クラブというところから一般的ではありません。

会員になるには現会員の推薦が必要で、

厳しい審査にも通過しないといけません。

誰もが簡単に入会できるものではないのです。

ちなみにジョナサン・クラブの会員資格は、

入学手数料$ 7,500に加えて月額$ 300らしいです。

社交クラブですのでビジネスを兼ねての

交流を目的にすることも多いそうです。

まとめ

日本のメディアは「お肉を食べる」と

いうことを推進しています。

しかし！

欧米ではビーガンのように

お肉や魚、乳製品や白糖を避け

野菜を中心とする食生活を推進しているのです。

何かおかしくないですか？

日本はアメリカより10年遅れていると

言われていますから、食の安全も

もしかしたら遅れているのでしょうか？

ちょっと温度差を感じる現状ですね。