ESTA(エスタ)と米国税関申告書は違います!

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米国税関申告書を事前入手したからこれで安心と思っていませんか?

意外に、「ESTA(エスタ)」と「米国税関申告書」の違い等が理解されていなかったり、

申請の仕方がよくわからずお困りの方も多いのではないですか?

 

一般的に、米国に入国する際にはビザを取得する必要がありますが、

ESTA(エスタ)というビザ免除プログラムを申請するとビザなしで米国に90日以下の滞在が可能になります。

ESTA(エスタ)はインターネットで申請して渡航認証を受けるだけで書類を提出する必要はありません。

しかし、申請し忘れると、飛行機に乗れない、アメリカまで行けたとしても強制送還されてしまう可能性があります。

 

渡米がきまったら早めに申請しておきたい方、

自分で申請してみようと思っている人の参考になればと、『ESTA(エスタ)』について書いてみました。

ESTA(エスタ)とは電子渡航認証システム

エスタの申請方法はこちらから

初めてでもESTA(エスタ)の申請は自分でできます!

米国税関申告書についての記事はこちらから

米国税関申告書はダウンロードと印刷して事前に入手できる!

ダウンロード版【米国税関申告書】の入力の仕方

 

ハワイを含むアメリカへ入国する72時間前(3日前)には、ESTAを申請(申し込み)し、

目的地到着後の入国審査で米国税関申告書を提出します。

エスタは入国72時間前(3日前)にインターネットで申請します、

米国税関申告書は到着後の入国時に提出する書類です。

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ESTAはアメリカの入国に必要

ESTAの正式名は Electronic System for Travel Authorizationと言い、

米国国土安全保障省により2009年1月12日からビザを取得せずにアメリカ(米国)へ入国する全ての外国人に対して、事前申請(日本語でも可)が義務化されました。

日本は米国のビザ免除対象国となっており、

ハワイを含むアメリカへの入国目的が短期商用または観光で、

滞在日数が90日以内の場合(乗り継ぎを含む)であれば、米国大使館でのビザ取得は免除されますが、

事前にオンラインにて渡航認証を受ける必要があります。

 

この事前渡航認証システムがESTA(エスタ)ですが、

既に大使館から発行されたビザを取得しており、ビザを利用して渡航する場合はESTA(エスタ)の申請は不要です。

ESTA(エスタ)を統括している米国国土安全保障省では、

ハワイを含むアメリカへ入国する72時間前(3日前)にはESTAを申請(申し込み)し、

米国への渡航認証許可を得ることを推奨してます。

エスタの申請料と有効期限

ESTA申請時には、14ドルの申請料金を支払わなければなりません。

費用はESTA申請サイトを通してクレジットカードで支払うことができます。

 

事前にESTAの認証を取得していない場合

航空機等への搭乗や米国への入国を拒否されますのでご注意を!!

 

一度ESTAの認証を受けると2年間は有効ですが、

2年以内にパスポートの期限が切れる場合は、パスポートの有効期限日をもって無効になります。

 

以前にグループ申請した際、申請者の一人が有効期間の間にパスポートの有効期限日が切れてしまい、

期限があと1年ありましたが、新しいパスポートでの再申請は14ドル支払いました。

また、パスポートを新規に取得するだけでなく渡航者が名前、性別、国籍が変更したり、

ESTA申請質問で渡航者が過去に回答した内容(はい、いいえ)が変更した場合も再申請が必要です。

ESTA(エスタ)の申請はインターネットから

エスタへの申請は、自分でエスタのホームページにアクセスし、手続きを行う必要があります。

ESTA申請時に、一人当たり14米ドルを課しており、

支払いはクレジットカードまたはデビットカードを通して行います。

支払い可能なクレジットカードは、MasterCard、VISA、American Express及びDiscover(JCBを含む)とのことです。

 

日本語のページもありますが、すべての回答を英語(ローマ字)で入力します。

名前・生年月日・性別、パスポート番号、飛行機の便名やアメリカ滞在中の住所などを入力し、いくつかの質問に「はい」か「いいえ」で答えます。

ESTA(エスタ)申請に重要な事

 

エスタの申請方法はこちらから

初めてでもESTA(エスタ)の申請は自分でできます!

米国税関申告書についての記事はこちらから

米国税関申告書はダウンロードと印刷して事前に入手できる!

ダウンロード版【米国税関申告書】の入力の仕方

偽サイトに注意

いかにも本物っぽいサイトで申請代行が手数料を稼ぐ為の偽サイトがありますので注意して下さい!!

$14の申請料のはずが手数料として6000円くらい加算されて大出費になります!

 

アメリカ政府のサイトはどれもウェブアドレスの最後にgovが付いています。

govは「政府」を意味する英語 government の略です。

 

日本語の公式サイトアドレスで確認してみると

https://esta.cbp.dhs.gov/esta/application.html?execution=e1s1

赤文字にしたgovが確認できますよね。

 

ESTA(エスタ)公式日本語サイトはこちら

エスタ公式日本語サイトのページ

申請する前の準備&確認

ESTAを申請の手続きは必ず本人でなければ出来ないという訳ではなく、

家族やグループの代表者、または代理でも申請を行うことができます。

ESTAを申請する際は1名ずつの登録には申請者全員のパスポート情報が必要です。

「グループによる申請」は、代表者が申請をする全員の方のパスポート情報を集めてから、申請の登録を始めてくださいね。

申請時のタイムアウトに注意

記入中、10分~15分程時間が経つとこのまま記入を続けるかどうか求められる画面が表示されます。

登録作業中にわからないことがあって時間が経ちすぎてしまうと、

せっかく入力したのにまたやり直しになりますので、気をつけましょう!

クレジットカードの用意

クレジットカード支払いなのでパスポートと一緒に用意して下さい。

申請費用は代表者がまとめてクレジットカードで決済するか、代表者以外のクレジットカードで決済も可能です。

ESTAの申請者の名前とクレジットカード名義の名前が異なっていても ESTAの審査結果には全く影響はないのですが、

ESTA申請時の支払いは、クレジットカードのみで、銀行振り込みやコンビニでの支払いなどは出来ません。

申請時の注意

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グループ申請は同日・同時に行う

グループでの申請は同時に行います。

グループ全員が同じ渡航先である必要や、同じ旅行日程である必要はないのですが、

家族か友達4人で「グループによる申請」をする場合、

代表者1名のみ先に申請して後日にあとの3名の申請をすることはできないので注意です!

申請は渡航の3日前までに行うこと

米国のESTAのシステムには世界中から毎日多くのアクセスが集中するので

過去にはシステムの不具合やサーバーがダウンして審査と、

審査結果の通知が遅れるという事態も数件とはいえ発生したそうです。

 

また、家族やグループの誰か1名でもESTAの審査に問題が生じると、

全員が遅れてしまう事にもなりかねないので間際になって慌てることのないよう、

渡航の日程が決まったら早めにESTAの申請を行いましょう!

例外なし!年齢を問わず申請が必要

ESTAの申請は未就学児(0歳から5歳までと入学前の6歳)でも必須です。

未就学児であってもESTAの申請を行っていなければ、

飛行機搭乗のチェックインの際にESTA未取得で指摘されその場で緊急的にESTA申請をすることになります。

ESTAを申請したもののすぐに申請結果が出ないケースも多いため、 忘れずにESTA申請をしてください!

「グループによる申請」の申請結果は?

グループによる申請を行う場合は、申請をした代表者のメールアドレスで登録することをおススメします。

申請結果の通知先、または申請する際の窓口としてメールアドレスをひとつに統一しておくと、

全ての情報が代表者に送信されるので全員の審査結果の確認や照合の手間が省けて便利です。

認証判定後の連絡や審査の結果は英文でメールが届きますので、

もし、迷惑メール対策などのフィルタリングをされている場合は事前に解除しておいたほうがいいです。

まとめ

ESTAの申請する際にはパスポートの登録情報をしっかり確認し

正確な情報を入力しましょう!

グループまたは家族でESTAを申請する際は登録内容に不備がないか、

入力に間違いがないかを代表者だけでなく、皆で慎重にダブルもしくはトリプルチェックをしてはどうでしょうか。

 

自分で申請すれば余計な出費を出さずに済みますが「どーしても自分じゃ無理」な場合は、

代行サービスを利用するのも1つの手段だと思います。

ただし!

ESTAの登録費用とは別途に数千円ほど手数料としてかかってしまいますのでご注意を!

 

アメリカ入国に必要なものをまとめた記事はこちら

⇒ 知っていると安心!アメリカの入国審査と事前申請に必要なものは?

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