アメリカの結婚式に招待されたらどうする?お祝いや服装は?

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アメリカの友人が結婚する事になり招待状が届きました。

日本では招待状が届くと、「出席の返事は早めに返す」、「二重線で修正する場合は定規を使う」など昔からのしきたりがあり、出席する際の服装にも「白」や「ファー素材」「革」は避ける、ご祝儀には「相場」や「祝儀袋の選び方」や「書き方」まで細かいマナーがあります。

ではアメリカはどうでしょうか?

招待状の返事やご祝儀、服装など日本とはやはり違うのでしょうか?

国際結婚や結婚をする友人に招待された場合に、知っておくと便利なアメリカ流結婚式をまとめてみました。

アメリカの結婚式に招待されたら

招待状が届く

日本の出欠ハガキと同じく、アメリカでは招待状とともにRSVPと呼ばれる、返信用の小さなカードと封筒が同封された招待状が封書で送られてきます。

ちなみにRSVPとは、「ご返答お願いいたします」という意味のフランス語「repondez s’il vous plait」の頭文字をとったものでイベントなどの招待状によく書かれています。

最近では「your reply」「please respond by」などと書かれていることも。

招待状には期日が明記されていて、ACCEPTSの出席かDECLINESの欠席どちらかにチェックをします。

出欠のほかにメインディッシュの選択が明記されている場合も同様にチェックです。

夫婦や家族など複数で出席する場合は、チェックボックスに「2」や「3」など人数を書きます。

食事や式の段取りがスムーズにできるようなるべく早く返事をするのがおすすめです。

ドレスコードを確認

新郎新婦が指定したドレスコードがあります。

カジュアルでOKな式から、新郎新婦が設けるテーマに合わせてコーディネイトした服装での参加など、様々です。

いくらカジュアルな式でもさすがにジーンズ&Tシャツは絶対にダメ!

また、日本と同じで新郎新婦より目立つのもNGです。

さて、我々に届いたドレスコードは「cocktail attire」フォーマルでの参加必須です。

新婦の色の白と、葬儀を連想させる黒はなるべく避けての装いがおすすめです。

ドレスコードについての関連記事はこちらから

高級レストランやホテルに行く場合は「ドレスコード」を確認

ご祝儀は?

アメリカでは、日本のように現金を贈ることはあまり一般的ではなく、新郎新婦が作ったWedding registry(欲しいものリスト)の中から選びます。

新郎新婦が事前に欲しいものをセレクトしてあり、オンラインで購入できるように招待状にHPのURLが明記されていますから、ページにアクセスしリストの中から選ぶのが便利で合理的です。

欲しいものリストには物品のみならず、ハネムーンの航空チケット代、ホテルの宿泊費やレンタカー、指定レストランでのディナーなどもあります。

本当に欲しいモノがわかり喜んでもらえる贈り物ができるとてもいいシステム。

お祝いの相場は50ドルから100ドル位が一般的と言われていますが、レセプション(披露宴)に招待されると1人100ドルは最低でも贈りたいですね。

我々は夫婦2人で出席ということもあり、ハネムーンのチケット代をグループギフトで300ドル購入しようと考えています。

結婚式の流れ

ウエディングセレモニー

信仰している宗派によって多少異なりますが、讃美歌を斉唱して指輪の交換し、神前での成約したら聖職者による夫婦の認証を受け、最後に誓いのキスを交わすというのが一般的な流れです。

上の画像は5年前に招待された時のものですが、聖職者の方が読み上げる時にiPadを使っていたのがとても印象に残りました。

式が終わると聖職者の方を先頭に新郎新婦がバージンロードを後にして退場します。

レセプション

式の後は披露宴がはじまります。

日本と同じく決められたテーブルにつきますが、新郎新婦との席の間にダンスホールがあるのが日本と違うところです。

専属のDJまでいてやる気満々のダンスフロアがある会場になります。

新婚カップルのファーストダンス

まずは、新郎新婦がフロアでファーストダンスを踊ります。

その後、新婦と父親、新郎と新婦の母親、新郎の母親と新郎、新郎の父親と新婦と順番にダンスが続きます。

海外ドラマや映画でもこういうシーンをよくみかけますよね。

 

その間に各テーブルに食事が運ばれてきて食べたいひとは食べ、踊りたい人は踊るという自由な時間になります。

この食事タイムで気をつけなければいけないのが「お酌」です。

日本では女性が男性にお酌するのは普通でも海外ではタブー行為になります。

手酌もNGですから気をつけましょう。

ケーキカット

アメリカのケーキカットは、一緒に同じものを分け合って口にするのを目的にしています。

”ファーストフィード”と呼ばれる伝統があり、お互いに腕をクロスさせながら食べさせ合うのです。

最近では日本でも取り入れて食べさせ合いをするカップルが増えましたね。

ブーケトス

新婦が後ろを向いてゲストに向かってブーケを投げて、これを受け取った独身女性は次に花嫁になれるといわれています。

アメリカでは必ず行われる伝統的なもので、独身の女性ゲストにとってはメインイベントになり、本気モードの大人から可愛い少女まで参加してブーケを狙う姿はシャッターチャンスかもしれません。

ガータートス

”ガーター”とは、太ももまでの長さのストッキングをずり落ちないように留めておくためのもの。

ウエディングのガーターは、ガータートス用に新婦がドレスの下に装着しておきます。

ガータートスとはブーケトスの男性版で、新郎が新婦のドレスの下にもぐりこみ、手を使わず口でガーターを外していきます。

そして、未婚の男性ゲストに投げ、それを手にした人が次に結婚できるといわれているのです。

新郎が何度も投げる真似をして、わざとハンカチを投げたりしながら場を盛り上げていきます。

まとめ

アメリカの披露宴は日本のようにスピーチをしたり歌をうたうようなことはなく、食べて飲んで踊ってが長時間続きます

子供から年配の方までが陽気にフロアで踊り、新郎新婦も踊ったり食べて飲んでしゃべって自由にしています。

普段の生活にダンスというものが無いと結構時間が長く感じるかもしれません。

また帰ってきたら報告しますね♪

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